GoogleAnalytics で離脱率や平均セッションを見ていて、ユーザーがページのどこまで目を通しているのか気になりました。
GoogleAnalytics で離脱率や平均セッションを見ていて、ユーザーがページのどこまで目を通しているのか気になりました。
海外の技術ブログや GitHub でも評価のある、「Scroll Depth」というライブラリを使用します。要件として jQuery1.7 以上です。
Scroll Depth http://scrolldepth.parsnip.io/
これとタグマネージャーを連携してスクロール計測を行いたい思います。
まずは「Triggers」(旧:ルール)からイベントを登録します。
「Scroll Depth」を実行する際にスクロール幅の計算を行うため、
読み込み完了イベントの「gtm.dom」を「Dom Event」として登録します。
次に「Tags」(旧:タグ)からライブラリを「Scroll Listener」として登録します。
以下 GitHub の「jQuery.scrolldepth.js」を script タグで挟んで貼り付けてください。
robflaherty/jquery-scrolldepth** > https://github.com/robflaherty/jquery-scrolldepth
タグの最後に実行タグを追記します。
オプションで計測する項目のオンオフができます(ほかにも有り)
$.scrollDepth({
minHeight: 1000, //計測実行する最小のページ高さ
elements: ['#comments', 'footer'], //計測するスクロール要素
percentage: true, //スクロール率の計測有無
userTiming: false, //ユーザーのスクロールイベント有無
pixelDepth: true //スクロール幅の計測有無
});
「Scroll Listener」を発行するタイミングは先ほど用意した「Dom Event」を使います。
次に「Triggers」(旧:ルール)から「Scroll Listener」のイベント登録します。
イベント名は「ScrollDistance」と入力します。
次に「Variables」(旧:マクロ)から「Scroll Listener」の 4 つのデータレイヤ変数を登録します。
「eventCategory」
「eventAction」
「eventLabel」
「eventValue」
最後に「Tags」(旧:タグ)から Analytics のプロファイルを選択して、
各項目を入力すれば設定完了です。
デバッグモードで PC からでもスマートフォンからで取得できていれば完了です。
満足感で公開を忘れないよう気を付けてください。